Amazon、噂通りの3Dスマートフォン「Fire Phone」を発表! 価格は199.99ドル

 米アマゾンは現地時間18日(日本時間19日)、シアトルで開催した製品発表イベントにて、自社製の独自スマートフォン「Fire Phone(ファイア・フォン)」を正式発表した。

Fire Phone発表を前に、アマゾン社最高経営責任者(CEO)のジェフ・ベゾス氏が、アマゾンの有料会員サービス「Amazon Prime」が順調に会員数を伸ばしている事。今後も新たなサービスを提供していき、革新を続けていく事を提言。

また、アマゾンは「顧客ひとりひとりの為に」を強調し、2013年におこなった調査では米国の消費者におけるサービス満足度はナンバーワンを獲得したと述べ、最初のKindleを作り上げてから10年。そして20年間、顧客の為に全力を尽くしてきたとジェフ・ベゾス氏は語りました。

アマゾン発の独自スマートフォン「Fire Phone」を発表

 Fire Phoneは、ディスプレイにゴリラガラス3を採用。ラバー素材のフレームに、ボタンはアルミニウム製の素材を採用。ディスプレイサイズは約4.7インチでIPS液晶を採用されています。持ちやすさをアピールし、片手操作に最適化したという。

プロセッサには2.2GHz駆動のクアッドコアプロセッサ、Adreno 330グラフィックチップ、2GB RAMを搭載。その他、カメラは1300万画素の撮像センサーを採用。光学手ブレ補正を採用している。

暗所撮影の感度がFire Phoneの強みであり、ライバルとなるGalaxy S5や、iPhone 5sにおいても引けをとらないと強調。本体内蔵スピーカーには、ドルビーデジタル規格に対応するデュアル・ステレオスピーカーを内蔵。本体に同梱するイヤホン・マイクにも拘っている。

Fire Phoneは、コンテンツ周りも充実

 撮影した写真や映像データはオンラインから無料の”無制限ストレージ”に保存することが可能。ライバルとなるiCloudGoogle Driveへの対応も万全的だ。

また、Fire Phoneをテレビと接続することもでき、セカンドスクリーンとしてテレビデバイスでの視聴にも対応する。(※X-Ray機能)特徴の1つとして、テレビ画面で視聴しているコンテンツに関する情報をFire Phoneで確認できる”スマートテレビ・デバイス”にもなります。

Amazon App Store経由で配信されるコンテンツサービスは、Amazon、Netflix、HBO Go、Hulu Plus ESPNなどに対応するとの事です。音楽機能では、プライム会員であればストリーミングで音楽を無料で聞くことが可能。電子書籍面では音声による音読機能が搭載されている。

アマゾンの強み。ショッピング機能との連携

 搭載されている「FIREFLY」機能では、本・DVD・CDなどの表紙などをカメラからスキャンして認識することができる。表紙以外にもURLや、各種数字、バーコードからも認証が認識。スキャンしたものはアマゾンの膨大な商品データベースと連携、スキャンした後はアマゾンからそのまま購入ができます。

FIREFLYは、スキャン以外にも、流れている音楽や歌を認識でき、楽曲やCDなどをアマゾンから購入できる。音楽以外にも、テレビ画面で放映されているドラマや映画なども認識。これらもアマゾンのサービスから購入・レンタルが可能です。

FIREFLYは実際、街中のあらゆるものを認識できるとの事で、1億点を超えるアイテムを認識できるという。なお、開発者向けにFIREFLY SDKが公開される予定です。

噂通りの3Dインタフェースを採用

 Fire Phoneは、3Dインタフェースが採用。3D機能では地図の立体表示をうまく表現できているという。3D機能により、タッチによる操作ではなく端末を傾けるといった操作にも対応しています。

また、これらの3D、センサー機能によって、暗い場所や髪型・ヒゲといった”コンピューターが認識し難い”箇所であっても認識できる機能が備わったという。この3Dとセンサー機能による認識、トラッキング技術は今までには無い、真新しいアプリやサービスを作り上げることが可能になると見ているとの事です。

価格は、Amazon Primeの年会費99ドルを含めて最低2年契約の199.99ドル(日本円で約20,300円)。米通信大手AT&Tの専売となる。2年縛りがないモデルでは月額27ドルで利用可能。今後、Amazon Primeを利用するユーザーは、Fire Phoneを購入する形となっていく価格となっています。

【Via】THE VERGE

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