グーグルが「忘れられる権利」に対応。検索結果から個人情報を一部削除へ

 グーグルは26日、検索結果上における個人情報の表示(リンク)を一部削除したことが分かった。海外メディアが複数報じています。

この取り組みで、グーグルは「忘れられる権利(right to be forgotten)」の対応を開始したことになる。忘れられる権利は、欧州連合(EU)が司法裁判所を通して、米・グーグルに下した法的措置。


忘れられる権利とは、インターネットにおけるプライバシーの保護のあり方として登場した新しい権利である。この権利が語られる際は、「知る権利」や「報道の自由」といった既存の権利との両立が議論となる。忘れられる権利…|Wikipedia


 Googleは5月13日に、スペインの男性が自身に関する過去の情報へのリンクを検索結果から削除するよう求めてGoogleを相手取って起こしていた裁判で、「検索エンジンプロバイダーは、一定の条件のもと、個人情報を含むWebページへのリンクを検索結果から削除する義務がある」とする判決を受けた。Google、「忘れられる権利…|ITpro

グーグルは今週から、これらに対応するべく本格的に動いている事を明らかに、ウェブ上に設置した削除依頼フォームには、4日間で4万1000件以上の削除依頼があったとも伝えられています。

それを受け、26日から個人名などが表示されるリンクを検索結果上から削除。また、今後もグーグル検索上での過去の個人情報に関して、欧州(EU)のみ、グーグルに申請すれば削除できる形になると共に、”欧州での検索結果は、ほか地域での検索結果と表示が異なる”との注意書きが加えられている。

なお、今回の個人情報削除は欧州地域のみで行なわれており、米国や日本などでは反映されないものとなっています。しかし、この「忘れられる権利」という新たな権利が今後、欧州以外の地域でも広まるかが注目されています。

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