空を走行するリニアモーターカー「SkyTran」、実用化に向け試験運用開始へ

 イスラエルにて、新たな”自動車”の試験運用が見込まれている。リニアモーターカーという空中を走る自動車だ。

この「skyTran」と呼ばれるリニアモーターカーのプロジェクトは、イスラエルの防衛関連企業・Israel Aerospace Industries(IAI)社と米・カリフォルニア拠点の企業・skyTran社が提携し、実用化に向け開発を進めている。

年内の試験運行、その後は国外販売も検討

 skyTranは、個体型の自動車とは異なり、高架軌道と接続した乗り物を動かし、輸送する個人用高速輸送システム。

また、低コスト・クリーンシステムが特徴のひとつで、skyTranは磁気浮上システムを採用。このシステムは多くの電力を必要とせず、建設費も比較的低価格に抑えられると紹介されている。

利用内容としては、完全自動化されており、利用者は電話(スマートフォン)などで呼び、特定の場所で乗り込み、目的地まで運んでもらうといったバス、路面電車に近い乗り物となります。

環境面に関しては、ガソリン自動車と比べると圧倒的にクリーンとなる。またskyTran社の最高経営責任者(CEO)ジェリー・サンダース氏は実験を進めていき、将来的には高速移動も可能になると述べています。


試験用の軌道は全長約19kmの環状線で、最高時速は70kmとなる見込みだ。将来的にシステムを拡張すれば、最高時速240kmで、1軌道につき、1時間あたり最大12,000人の乗客を輸送できる、と同氏はReutersに語っている。空中を走るリニアモーター…|WIRED.jp

 実はこのアイディア、1990年に考案されたものだという。IAI社は2014年度中の試験運用を目指し、自社が保有している敷地内にシステムを構築。年内に完成させ、まずは時速70kmで走行試験をおこなう予定です。

試験運行を重ね、実用化の可能性が高まった場合、イスラエル国内の一般都市にもシステム構築をおこなう計画を立てている。その後、イスラエル国外の世界各地で同リニアモーターカーを販売していくという。

Image Via:www.skytran.us

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