2014年7月6日日曜日

TV業界はストリーミングに事業転換?2020年、テレビは再定義される

 自分が見たい時にドラマやコメディー番組が見れる、が当たり前になっていく...??

どうやら米国のテレビ業界は今後「ストリーミング放送」に注力し、事業転換するかもしれない。これはビジネス面を考えての動きだという。

ビジネスの幅をオンラインでのストリーミング放送に拡大、シフトする

 米・最大の放送局「CBSネットワーク」の市場調査部門責任者デイビッド・ポルトラック氏は、米国の今年度「メディア&エンターテイメント産業フォーラム」にて、興味深いことを語っています。
ニューヨークで開かれた「2014 Media & Entertainment Industry Forum(2014年メディア&エンターテイメント産業フォーラム)」で、「実際のところ、視聴者1人あたりの広告収入で言えば、テレビよりもストリーミングのほうが実入りが良い」と述べた。「われわれの番組をオンラインのストリーミングで視聴する場合、視聴者は広告をスキップすることはできず、完全な形で見ることになる」TVビジネスは「ストリーミング...|WIRED.jp
また、同氏は今後、オンラインにて人気ドラマがますます提供されるようになると述べている。これはオンラインからの収益を見越しての傾向との事で、テレビ業界はストリーミング放送に注力していくと見られています。
実際、若者の「テレビ離れ」が指摘されていますが、米国では若者はモバイル端末などのオンライン経由でテレビを見ている事がわかっており、日本に関しても、スマートフォンなどのモバイルは「セカンド・デバイス」の域を超え始めている。YouTube視聴などが良い例でしょう。

スマートテレビ元年と予想される2015年、ストリーミング放送事業は更に拡大へ??

 2014年後半から「テレビ」にも新たな流れがやってくる。オンラインとより融合したスマートテレビと言われる新たなテレビ・デバイスです。

テレビ向けのOS・Android TVはソニー、シャープなどの2015年モデルに標準搭載されると見られており、韓国のLG電子も自社OS「webOS」を2015年度の全テレビモデルに標準搭載する情報もある。
つまり、ストリーミング視聴される理由のひとつでもある「自分が見たいタイミングで、見たいドラマを見れる」という願望はより受け入れられるものとなっていく。Android TVなどのスマートテレビなら、AndroidプラットフォームAmazonインスタント・ビデオから即座に見たいドラマや映画をレンタル・購入できる。

そういった消費がスマートテレビ元年の2015年以降は急速に高まっていく可能性が高い。その時代にコンテンツ配信側は決まった枠で放送をおこなうよりも、見たい時に見れる「ストリーミング放送」をおこなった方が利益を多く上げることができるはずです。
今回のストリーミング放送注力の傾向は米国に限った話ではあるが、最近立ち上がったソニー子会社・ソニービジュアルプロダクツの社長に就任した今村昌志氏が語った内容は興味深い。

今村昌志氏は会社名に「テレビ」の名称を付けなかった理由に以下の事を語っている。
昔、テレビは「テレビジョン」でした。遠くを映し出す箱だったわけです。それが新しい技術によってどんどん大画面化し、コンテンツの幅が広がり、お客様への体験価値そのものが変わっていきました。商品の形、そこに映し出される映像や音、コンテンツへのリーチに関する使い勝手など、すべてが変わるとどうなるでしょう?

 それは3年後には起きると思っているんです。そうなった時、「テレビ」という名前が新しい意味を持つようになると思うんです。テレビという言葉はもう何十年も続いていますが、3年後、テレビ事業を黒字化してその先……、東京オリンピックの前には、テレビの新しい定義を作れるような商品を出したい、と思っています。ソニー、2015年より...|AV Watch
テレビ放送を介したコンテンツ配信は今後も続き、テレビ広告への支出は続伸することから成長も見込まれています。しかし、今後の広告市場の成長度はオンライン広告が圧倒的に上回っています。そしてデバイスの進化とともに「テレビジョン」の在り方も大きく変わっていく事でしょう。
見たい時に見たいドラマを見る。その他にも、Android TVによるOSプラットフォームの存在があります。プラットフォームにより、人々はテレビを通し、世界の人々とリアルタイムに繋がることが可能になる事でしょう。また、知りたい情報やドラマ・映画も即座に手に入れられ、皆で評価するなど。

2020年には東京オリンピックが開催されますが、前回の1964年東京オリンピック開催時は、3C(新・三種の神器)と呼ばれる中の1つ、カラーテレビが急速に各家庭に普及し、テレビは白黒からカラフルへと再定義された。

これからの2015年、そして2020年にかけて、もう一度「テレビ」の定義・概念は新たなものへと生まれ変わっていく事だろう。
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