2014年6月8日日曜日

現実に向かう人間とロボットの共存世界 加速する人工知能開発

 ソフトバンクは6月5日、感情認識機能を持つロボットを開発(生産)し、ロボット事業に参入することを記者会見で正式発表しました。

ロボットの名称は「Pepper(ペッパー)」。Pepperはフランスのアルデバラン・ロボティクスと共同開発。製造・生産は台湾の企業がおこなう。今後、日本で展開していき、世界に広げていきたい考えだという。

感情を理解し、学ぶことができる「Pepper(ペッパー)」

 ペッパーは、「感情エンジン」という人工知能(AI)が搭載され、クラウド上のビックデータに人間の反応とそのコミュ二ケーションを記録する。そのため、稼働するペッパーの全台数で人間の感情とコミュニケーション方法を学んでいく。
ソフトバンクの孫正義社長が2010年におこなった新30年ビジョンの中で「知的ロボットとの共存」を掲げており、2015年を目処にソフトバンクはロボット(ペッパー)を商品化に乗り出す。価格も19万円程でサービスを提供する企業や事業者は手が付けやすい。

実際の性能は未知数ではあるが、ペッパーが普及・利用する数が増えればビックデータに集まる情報量も増え、自ずと成長できる上、アップデートによる改良も可能なことだろう。
孫社長は記者会見の中で「ひょっとすると100年、200年後の人々が「あの日がはじまりだったのか」と振り返るかもしれない。」と"人間とロボットの共存の日"について述べている。

人工知能開発技術が高まる米国と、それを追う中国企業

 人工知能(=AI)の開発が進む米国。大手IT企業のグーグルは、自身の研究所Google Xにて人工知能搭載自動車「Google Car」などの開発をおこなっています。また少し前には、軍事ロボットを開発する企業や日本のロボット開発企業も買収、傘下におさめている。
共同創設者で現グーグルCEOのラリー・ペイジ氏も、人間とアンドロイドの共存世界を現実的に考える一人です。グーグルの他にも、フェイスブックなども人工知能を開発する企業を買収し、それによってAI開発の専門家や担当者を雇用しています。

通販大手アマゾン社も自社で配達向けドローンを開発。法的な問題もある中、2015年度の稼働を目標としています。また巨大な倉庫内の整理作業をおこなうロボットは既にアマゾンの倉庫で稼働中。アマゾン社では2014年中にこの倉庫ロボットを1万台に増やす計画です。
米国や日本などでサービスを開始し、グーグルからの強力なバックアップで一躍企業価値を高めているタクシー配車サービスの米・Uber(ウーバー)。そのUberのCEO・Travis Kalanick氏は以前、数十年後のドライバーサービスについて語っています。
彼がUberと自動運転カーの未来について語ったところによると、彼らのタクシードライバーは将来的に職を失うことになるようだ。

「それが世界の行く先だ」と語る同氏は、「もしUberがそこに行かないのなら、道はない」と述べ、Uberドライバーがいずれ自動運転カーに置き換えられ、不要になるであろうことを明言し、「世界は常に偉大ではないんだ」との哲学を示した。Google自動運転カーの衝撃...|Applio
そして、人工知能開発が進むのは米国企業だけではない。中国企業のアリババやテンセントなども人工知能分野に興味を示す中、百度(バイドゥ)が北京、そして新たに米・シリコンバレーに人工知能の研究所を設立。

元グーグル社員で人工知能研究の第一人者を迎え入れるなど、中国のIT企業もAI開発・研究に力を入れ始めている。

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