2014年5月5日月曜日

人類の未来を危惧する者と未来を創建する者。それを阻害する存在

 テクノロジーは着実に進歩を続けている。最近ではGoogle、Facebook、Amazonなどの企業が莫大な資金を投じて、人類の未来を創建するような事業展開やプロジェクトをおこなっています。

特にGoogleは、インターネット検索企業の枠を越えて、ロボット開発企業を買収、完全自動走行自動車や人工知能の開発に着手する他、健康と人間の幸福を改善するための医療プロジェクト「Calico」を設立。Googleファイバーの提供。
最近では「Loonプロジェクト」に組み込まれるであろう、ソーラー駆動の無人航空機を開発する「Titan Aerospace」も買収しています。Amazonでは独自のドローン機を開発。Facebookは仮想現実技術の「Oculus」を買収、全世界にオンライン網を広げる「INTERNET.org」プロジェクトも進めている。

しかし、こういった大企業の未来的な取り組みに否定的な考えを持つ人が居るのも確か。Microsoft社の共同創業者であり、世界規模で慈善活動を行なうビル・ゲイル氏も、この様な人類の未来に危機感も持つ一人だ。

ビル・ゲイツ氏「人がロボットに職を奪われる」

 コンピューターを世界に普及させたと言っても過言ではない、Microsoft社の創業者であるビル・ゲイツ氏だが、近年、大企業が着手する未来志向のプロジェクトに危機感や否定的な考えを示しています。
image by TheAlieness GiselaGiardino²³(flickr)
ビル・ゲイツ氏はGoogleのLoonプロジェクトや、FacebookがINTERNET.orgを発足させた時にも批判的な意見を発していた。
財団を通じて新興国の医療問題改善に取り組むビル・ゲイツ(Bill Gates)氏が、「マラリアで死にかかっている人にとっては(ネット接続できても)役に立つかどうかはわからない。子供たちが下痢をしているときに、それを緩和するウェブサイトはない(略)。医療機関や学校をネットでつなぐことはいいことだが、本当の低所得国ではあまり効果はない」などとする批判的な見方を示して話題を集めていた。フェイスブックの...|WirelessWire News
また最近では、開発が進む人工知能やロボット産業に関しても危機感を示し、各国政府は将来に向けた対策を今から講じるべきだと提案しているという。
コンピュータ業界の第一人者であるビル・ゲイツ氏は、業務のオートメーション化により低スキルの労働者だけでなくソフトウェアに依存するパイロットや会計士など高給与職の人々も大量に離職に追いやられる可能性があると予測している。ビル・ゲイツ氏IE問題より...|秒刊SUDNAY

「テクノロジーは人々の生活をよくすることができる」と考えるラリー・ペイジ氏

 否定的な意見を持つ人々がいる一方、Googleの共同創設者で現CEOのラリー・ペイジ氏の考えは明快なものとなっている。Business Insiderにて4月に公開された記事などから、過去・未来のグーグルについて様々のことを知る事ができます。
ラリー・ペイジ氏は、エリック・シュミット氏にCEOの座を譲ってから10年後、ふたたびCEOに帰り咲いています。CEOとなったペイジ氏は「未来はどこに向かい、Googleは何を作り出すのか」と自身に問いかけながら、新たな「Google」の姿を思い描き、動き出している。
ペイジ氏が思い描いているのは「我々の触れるものは全て人工知能を持つコンピューターと接続しており、人工知能は我々が自分で必要なことに気づくよりも早く何が必要かを認識する」という世界です。Googleのラリー・ペイジ...|GIGAZINE
ペイジ氏率いるGoogleは、近未来で人間は人工知能に囲まれ、人工知能によって支えられながら今より更に充実した世界が訪れると考えている。人工知能は人間の生活を支えるため、様々な物事・情報を考え、役立つ情報やアイテムを探しだす。
そこにも「検索」というワードが存在し続けるが、この様な考え方はペイジ氏が人類の未来を真剣に捉え、「Googleは何を作り出せるのか」という考えの元、想像し創建できる事なのだ。

同じ様に、Facebook社CEOのマーク・ザッカーバーグ氏も「Facebookは全人類を繋げる」を使命に、次なる新たな世界を創建しようとしています。

革命には、大きな対抗勢力が生まれていく

ビル・ゲイツ氏やラリー・ペイジ氏などの考え方をする一方で、大きな物事には大きな力が自然と加わっていくものです。

インターネットやテクノロジーが及ぼす影響によって、立場が変わり行き、権力が失われ、やがてそれらを阻害しようとする国家レベルの大きな対抗勢力も生まれていく。実際、今までに様々なことが起きています。
中国は条例を敷いてネットを検閲しており、2010年にはGoogleも撤退を余儀なくされた。ロシアでは2012年、「政治的に過激な内容を含む」と判断したサイトへのアクセスを禁じるネット規制法が下院を通過した。先月20日には、トルコ政府がエルドアン首相が汚職に関わっていた証拠とされる音声をネットで拡散されたことを受け、国内からTwitterやYouTubeへのアクセスを強制的に遮断した世界からインターネット...|ASCII.jp
このような動きは、GoogleやFacebookの様なグローバル企業、IT・テクノロジー産業にとってインターネットそのものの価値が損なわれる為、死活問題となる。しかし、今後もこのような対抗・阻害的な動きはあり続け、活発になるという予測もされています。
また、インターネット・テクノロジーの急速な進歩により今後、先進国と途上国の間にオンライン資源などの格差が生まれていくと懸念する声もあるのだという。
米国は国連がインターネットを規制するのではないかという懸念を抱いている。国連専門機関である国際電気通信連合(ITU)の会議で定めた規則を見直し、通信の規制や監視を可能にすべきという改定案が挙がっているのだ。インターネットを使ったテロ活動を抑止したい、データ資源を先進国に独占させたくないといった理由だ。世界からインターネット...|ASCII.jp
しかしながら、ラリー・ペイジ氏が考えるSF的な未来が到来する事は、日に日に現実的なものへと近づいていることは事実。そういった世界は、近年話題を呼ぶ「Google Glass」などのウェアラブル端末の普及で、更に現実味を帯びてくる事となっていくはずです。
いつの時代も大きな物事には、革命派・保守派が存在し、今後もウェブ、テクノロジーの進歩には善も悪も生まれていく事でしょう。しかしそれは自然的なこと。

多くの人々、そしてあなたは現実味を帯び始める将来について、いったいどの様な捉え方をしていく事ができるだろうか。
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