2014年5月23日金曜日

グーグルカーだけでは無い ボルボが考える自動運転車

 年々話題性が上がっている完全自律型の自動運転車。自動運転車に関心が集まり出したキッカケは、言わずと知れた米・IT企業グーグルの存在がある。

グーグルはIT企業でありながら自動車分野の開発事業に着手。得意分野のIT技術と人工知能開発・研究と共に、自律自動運転車の開発をはじめた。現在開発中の自動車は「グーグルカー」と呼ばれ、大きな注目を集め続けています。
自動走行カーの開発・研究はグーグル以外にも、日産ボルボ社などが独自におこなってもいます。またメルセデス・ベンツやホンダ社などもグーグルと協力しながら自動走行カーの分野に着手しているという。その中で今回は、ボルボ社が開発する自動走行カーに注目したいと思う。

交通データ・協力体制も充実のボルボ社

 人工知能によるビックデータ解析技術ならグーグルが優れているが、ボルボ社は長い企業歴史の中、世界でも有数の交通データをもち、スウェーデン有数のグループ企業であるため、国家との連携も深いところが何よりの”強み”だと言えるところかもしれない。
完全自動運転車は、様々な法的規制が多く研究・実用化には長い時間が掛かると言われています。しかしスウェーデンでは、政府も支援体制に回ろうとする動きが比較的に活発。

ボルボ社は2017年以降の自動運転車の実用化・普及を目指し、開発に取り組んでいる。また、完全自動走行に限らず、駐車行動のみの自動化や懸隔操作の研究などもボルボグーグル主導のもとで進められています。

ボルボが考える自動運転車の「在り方」

 完全自動運転車の開発には、先ほども述べたように様々な法的規制がある。特に問題視されていることに「責任」が存在する。自動運転車が事故を起こした場合、人間が運転していない以上、搭乗者である人間には責任がないということになります。
しかし、法の考えからすると、自動運転車とて最終的な責任能力は人間にあるというのが一般的。また、日本国内においては、国交省が2013年に公開した海外の自動運転車の関する資料に「運転の責任は常にドライバーにあり、ドライバーのコントロール下へ瞬時に戻すことが可能である」と記載されているのだ。

これに対し、ボルボ社はその後に「ボルボの考える自動運転」についてをプレスリリースした中で、以下のように紹介しています。
「未来のドライバーは…安全に電話やタブレット端末を使用したり、純粋にリラックスすることも可能です」自動運転自動車...| BLOGOS
つまり、ボルボ社は自動運転車において、人間に運転責任の義務を課そうとする考えではないという事になる。
そうなると、事故の責任は自動車を開発・販売をおこなうボルボ社になっていくかもしれないのだが、スウェーデン国家の後押しも強いボルボの自動運転車開発だけに、政府主導のもと、全く新たな人工知能に関する法律が生まれる可能性も高くあるのです。

日本政府も最近になり、国内自動車メーカーの自動運転車開発を後押ししようとする動きが少しづつ見え始めています。国内の自動車産業の未来のためにも、すでに海外で加熱している「自動運転車開発」の支援、そして時代に合わせた新たな法の整備が求められてくる事なのだろう。
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