2014年5月25日日曜日

世界進出する中国のIT企業 テンセントとアリババとは

 国家によるネット規制がなされている中国。しかし、その中でもインターネット分野の事業は進歩を続けている。主に中国市場のみで事業をおこなっていた「アリババ」と「テンセント」だが、最近では世界進出を果たす動きが秒読みとなってきています。

中国のスマホインフラ「テンセントグループ」

 テンセントは、10億ユーザーを誇る中国発のソーシャル・メッセージング・サービス「WeChat」や「QQ」、SNSの「Qzone」を展開し、モバイルファーストの事業展開の元、eコマース、オンラインゲーム事業にも着手。8000万人のユーザーを誇るミニブログサービス「Tencent Weibo」や中国第2位の検索エンジン「Soso.com」も傘下として保有している。
また、傘下のオンラインショッピングサービス「JD.com」は2014年5月22日、米・NASDAQに上場し、約17億8000万ドルの資金調達をおこなった。今やテンセントグループの時価総額は約15兆円と言われ、Google、Amazon、Facebookに次ぐ、インターネットの世界企業と言っても過言ではない。

中国市場を完全制覇する「アリババグループ」

 中国最大のインターネット企業と言われる「アリババ」は既に、米国証券取引委員会に新規株式公開(IPO)の申請をおこなっている。現段階から、アリババは200億ドル(約2兆円)の資金を調達するIPOが成立すると言われ、Facebook(約1兆6000億円)以来の大型上場になると予測されています。

アリババの初まりでもある「Alibaba.com」は、B2B(企業間取引)のeコマースサイト。中国発の国際的なオンライン貿易が可能な場として、立ち上げ以来、着実に成長を遂げ、今や世界最大規模のB2B・eコマースサービスとなっている。
2003年にはC2C(個人間取引)のeコマースサービス「タオバオ」をオープン。中国市場の80%以上の利用率を誇り、その後の2010年には、オンライン・ショッピングモール「Tモール」のサービスを開始。中国のeコマースサービスを制したアリババは次に電子取引の決算サービス「アリペイ」を開始。

米国を中心に注目が集まるタクシー配車サービス分野や、クラウドサービスに事業着手する他、アリババは中国最大規模の音楽サイト「虾米(Xiami)」を買収、中国最大のミニブログ「Weibo」の大株主でもある。

テンセントとアリババのこれから

 長年のネット規制があり、海外のネットサービスが参入しにくい中国市場の中で、国内市場を確実に独占してきたテンセントとアリババ。国内市場で両社がライバル的に存在したことにより、アリババテンセントもここまでの成長を遂げてきたことも間違いではない。また、中国市場のシェアを両社はそれぞれのサービスで争い始めています。
百度のように成功した中国企業がある中、アリババとテンセントを中心に、近年では中国企業が米国で上場し、海外をメインに資金調達をおこなう動きが活発となってきているのは確か。今後、アリババとテンセントに求められるのは今以上の世界規模での事業展開であるが、世界にはGoogleやFacebook、Amazonなどが存在する。

しかし、中国企業の基盤となる中国市場は非常に膨大であり、前者であるAmazonなどの世界企業、そして日本のグローバル企業も目が離せない存在であるのも確なのです。今後、中国から本格的に世界へ打って出るアリババテンセントに要注目だ。
このエントリーをはてなブックマークに追加

日々、国内外の最新情報をお届け中!フォローして更新情報を受け取ろう

[PR]ピックアップ・おすすめ情報

国内430万人超が使っている月額500円の見放題・動画配信サービス!9万以上のコンテンツをPC・タブレット・スマートフォンは勿論。Chromecast、Apple TVから楽しめる。
【dビデオ powered by BeeTV】
映画・ドラマ・アニメなどの動画が最新作から名作まで!電子書籍も読め、スマホで550ch以上の音楽放送も!PC・スマートフォン・タブレット・テレビに対応!
U-NEXT~日本最大級のビデオ・オンデマンド~