2014年4月2日水曜日

企業のSNS活用はFacebookページからGoogle+ページに移行するかもよ

 情報サイトのギズモード・ジャパンが報じたFacebookページリーチ激減りによる、Facebook上での宣伝活用終了のお話。当ウェブログ・アットでも「SNSの宣伝活用には付き物か。Facebookページリーチ激減りについて考える」にて早速取り上げさせて頂きました。

この一件をサラッとおさらい

 海外の企業が行なった調査によると、Facebook社が意図的にオーガニックリーチの範囲を大幅に狭めていることが判明。オーガニックリーチとは無料投稿配信数のことを指す。これを簡素に説明すると、企業や事業者・ブロガーなんかも利用するFacebookページに一度、イイネしてくれたユーザーに対し、お金をかけずにお知らせを毎回通知する投稿のことを指します。

Facebookページを利用しつつも意外と知らない人も居ると思いますが、実はFacebookページにはちょっとしたシステム的な問題がある。その事に関しては、コンサル業界でも有名な永江一石氏のブログ記事から引用させて頂く。
デンマークのKomfoが行ったFacebookページに投稿すると、全員のファンのフィードに挿入されると勘違いしている人が多いのだが、実際にはそんなことはない。実はごく一部のファンのフィードにしか出ないのである。

それがピーク時は49%だったが2013年の10月には12%になり、いまは6.15%。大手だと2.11%だけ。そのうちそれが1〜2%になるということらしい。そうなると50万人のファンがいても、5000人にしか表示されない。3000人ならたった30人。ブランド力、知名度だけのFacebookページ運用はすでに終了しましたのお知らせ
今後、Facebookページにお金をかけ続けない限り、一度イイネをおこなってくれたユーザーとて投稿による通知・お知らせを行なえなくなり、企業やブランドの宣伝活動がより一層難しいものとなると予想されている。永江一石氏のブログ記事を見る限り、今のところは影響が無く、歓迎ムードの様だが今後、1~2%のオーガニックリーチから更にゼロに近い数値までFacebook側が引き下げるとし、今後はお金をかけ続けない限り、Facebook上での宣伝活動に限界が迫ってきている。

今後のSNS活用はGoogle+??鍵は「+Post Ads」

 そんな中で注目したいのはGoogle+だ。日本国内のユーザーは430万人(2013年データ)。Facebookの国内ユーザーは2100万人(2013年データ)と、ユーザー・利用率共々大きく差を付けられている。なお、Google+には広告が存在しておらず、今後もGoogle+内には広告を掲載する予定はないと公言もされている。なぜ、このGoogle+が注目なのか。
それは「+Post Ads」と呼ばれるGoogleの新たな広告システムにある。この広告システムは2013年に発表され、現在、トヨタ、リッツ・クラッカー、キャドバリーなどの世界的ブランドを持った大手企業とともにテスト的にGoogleが展開をおこなっているものだ。

「+Post Ads」は凄いところが沢山

 多くの人が知っているとおり、Googleは世界的なアドネットワーク「アドワーズ・アドセンス」を保有し、利益のほとんどがその広告収入となっている。そのアドネットワークシステムとソーシャル・ネットワーキング・サービスのGoogle+が完全に融合するものが、この「+Post Ads」。
Facebook上での広告掲載とは異なり、Google+で公開したテキスト、写真、ビデオ、ハングアウトのセッションなど全てのコンテンツを、Googleのアドネットワークを通じて、世界の200万ウェブサイトに配信する事が可能となる。まさにソーシャルビジネスの的を射つ宣伝活用がおこなえるようになる。Googleの+Post Adsに対する考えは以下。
「広告主はウェブ全体を自社のソーシャル・ストリームとすることができる」
「青をモチーフにした某ソーシャル・ネットワークとは違い、われわれのソーシャル広告はそのネットワークの中だけにとどまらず、全ウェブサイトに表示され、その場で会話を開始できる」
「Google+の投稿を他のサイトの広告に利用することにより、クリックスルー率が向上する、ビデオの再共有によって口コミが広る」Google+への投稿を他のサイトの広告として配信する...|Techcrunch
Facebookの様に、Google+内に広告が掲載されると思う人もいるかもしれないが、それを心配する必要は無い。Google+ユーザーは広告の無いクールなGoogle+の中でコミュニケーションを楽しみつつ、企業側はGoogle+ページの宣伝をGoogle+外の世界200万ウェブサイトでおこない、自社ブランドのGoogle+ページに集客できる仕組みになっている。

一度、Google+ページにアクションしたユーザーには、Google+を通し企業・ブランドに関するお知らせ(宣伝)を毎回できるようになるのだ。広告の登場でクールでは無いと言われたFacebookだが、Google+はメインのコミュニケーションを邪魔をしない広告システムを構築する事となります。グーグルはGoogle+を使った広告システムを提供しながら、ユーザーはコミュニケーション、企業は宣伝をおこなえる最強のプラットフォームが完成する。

なお、Google+の弱点は依然、国内ユーザーが少ない所にある。しかしその問題も「+Post Ads」で補修できる可能性があります。今までFacebookページでの宣伝に注力していた企業が、+Post Adsを使いGoogle+ページを有効活用する流れが生まれれば、Google+自体の宣伝にも繋がるという事になるのだ。多くの企業が+Post Adsを利用すればするほど、ユーザーが自然とGoogle+に流れる可能性が大いに存在する。国内ではFacebook・Twitterに押されぎみの「Google+」。しかし今後、巻き返しを計る戦略と力を大きく持っており、注目するべきプラットフォームなのかもしれない。
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