2014年4月9日水曜日

「note」は個人が飛躍する、期待のメディアプラットフォーム

 デジタルコンテンツ配信のプラットフォーム「cakes」を運営する株式会社ピースオブケイクは、2014年4月7日、個人向けのメディアプラットフォーム「note」をリリースしました。

cakes(ケイクス)は、ウェブは勿論、iOS・Androidアプリで提供するデジタルコンテンツ配信プラットフォーム。有名クリエイター、ブロガー、ビジネスマン、写真家、音楽アーティストなど、 多様な執筆陣による良質なコンテンツが日々アップされる。

無料で閲覧できる記事は多く存在するが、メインは有料会員(1週間150円)向けの課金型サービスである。今回、その個人版ともいえるプラットフォーム「note」がオープンした。

個人メディアプラットフォーム「ノート」とは

 noteは、文章、写真、イラスト、音楽、映像などの作品をプラットフォーム上に投稿できる他、ソーシャルサービスにはお馴染みのトーク機能まである。全ての人間がnote上でクリエイターとなれ、ファンを生み出し、繋がれる。今までのソーシャル系プラットフォームには無い新しいタイプのウェブサービスと言えます。
noteの一番の特徴は、誰もが作った作品(ノート)を無料で公開することができる他に、容易にユーザー間でノートを売買することも可能なところ。ユーザーはダッシュボード機能から日常の活動報告・売り上げを確認でき、note上でファンとのコミュニケーション、作品づくり、そして売買というビジネスまで、すべての活動をワンストップで実行できる場所となる。
オープン後、僅か1日で1万人の登録者を記録したとのこと。実際に使ってみると、まだシステム・ユーザーとも上手く利用されているとは言えません。ノート内やツイッターでの反応を見ると、「リツイート機能」やノート投稿のカスタマイズ性を高めてほしいなどの声がチラホラ伺えます。

しかし、カスタマイズ性はそれほど必要ないと思える。確かに、ユーザー感で勧め合う機能は必要だと思えますが、逆にクリエイティブの場・コンテンツの価値を下げる可能性もあると考えられます。また、株式会社ピースオブケイクCEO・加藤貞顕氏のノートに興味深いものがありましたので、以下に引用。
「雑誌」+「本」というビジネスモデルは最強で、印刷所、取次、書店という仕組みもくっついて、100年もの間、利益を生み出し続けました。ちょうどいまのIT企業のようなもので、情報を束ねることで莫大な利益を生み出していたのです。

しかし、デジタル化の波が来てしまいました。雑誌が、本が、みるみるうちに売れなくなりつつあります。作り手のレベルが下がったのではなく、デジタル時代にあったコンテンツのうまい売り方が見つかっていないことが大きな理由です。ピースオブケイクは、そこを解決するための会社です。

noteは、デジタル時代の本、つまり、個人メディアはどうなるのかを考えてつくったサービスです。単行本をデジタルで、というと、まず電子書籍が頭に浮かぶかもしれません。しかしぼくらは、デジタルをうまく生かすと、もっと自由な新しい場所が生まれるのではないかと思ったのです。noteをはじめました。|note(加藤貞顕)
noteで重要になるもの、それはやはりクリエイティブコンテンツであり、Twitterのようなソーシャル性ではありません。しかし、リッチコンテンツが可能なウェブ上ですので、noteは今後、メイン機能であるノート部分の充実度は高めていくでしょう。私自身、このサイト上で出来ないもの・書けないことをnoteで実現し、クリエイティブに挑戦してみたいと現在、考えていたりします。

「ノート」の新しいクリエイティブの形と個人を高める可能性

 近年、ソーシャルの流れとともに、クラウドソーシングという新たな雇用体系が生まれ、これからの時代は個人が活躍すると言われはじめています。今後、この個人の時代にnoteが与える影響は多く存在し、更に増えていくと考えられます。
noteをtumblrの様にブログ感覚で使うのは勿論。メインブログのサブとしても使えます。メルマガのようにブログで集客し、noteでより良質なコンテンツ(記事)を有料で提供する。漫画家や作家も同じような事が可能です。駆け出しアイドルなんかは、自撮りのフォトノートを作って、ファンに売ることも可能でしょう。CDならぬ、note上でフォトや楽曲を購入してくれたファンを握手会に招待しても面白いのではないでしょうか。
noteは現在、動画・音楽も投稿可能ですので、アーティストやクリエイターがプロ・アマチュア関係なくクリエイティブし、ファンとコミュニケーションし、ビジネスすることが可能です。そのうち、note出身のクリエイターが「cakes」で活躍する事なんかもあり得そうですね。

サービス開始はまだ間もなく、少しずつ機能の充実性が高まっていく事でしょう。今後、この全く新しい形の個人メディアプラットフォーム「note」に、大いに期待と注目をしていきたいところであります。
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