2014年4月15日火曜日

Amazon、テレビデバイス・スマートフォン市場参入で見えてくる未来の姿

 このところ、通販大手のAmazon.comが独自のスマートフォンを開発している事が確実となってきている。アマゾンのスマートフォン開発は、一昨年も前から噂されていました。

昨春、アマゾン社はWindows Phoneの開発に携わったチャーリー・キンデル氏を迎え入れ、音声認識アプリの開発企業を買収するなど、kindle同様、スマートフォンの開発が一部で報じられいた。

そして先日、4月11日に米Wall Street Journalが報じた情報によると、今年後半にアマゾン社が自社製のスマートフォンを発売する計画を立てている事が分かった。記事の中では、アマゾンは6月末にも製品を発表、今年9月末までに出荷を開始する予定であるという。

気になる中身は?早速様々な憶測が飛び交う

 今現在、Wall Street Journalの一報から、更に海外を中心とし、Amazon Phoneに関する様々な情報が飛び交っている。
Amazon.comが開発しているとされる端末は、特別な眼鏡を用いることなく3D画像を表示できるディスプレイを備えている。本体前面には4つのカメラとセンサーを内蔵し、利用者の視線の動きや、端末と顔の距離や動きを検知する。これにより、画像のズームを自動的に行う。また本体を動かすことでテキストや画像を操作することも可能という。Amazon.com、独自...|ITpro
この他にも、ディスプレイには日本製を仕様や、台湾のHTCが製造をおこなう等の情報が飛び交っています。少し興味深いものでは、新製品を分析・予測し、正確に伝えることで定評のある著名なアナリスト、クオ・ミンチ氏の推測が情報サイト「GIGAZINE」に掲載されている。
前後合わせて合計で6つのカメラを搭載することを挙げています。合計6つのカメラについて、主に写真を撮影するリアカメラとビデオ電話を行うためのフロントカメラの他に搭載される4台のカメラは、スマートフォンのディスプレイを触れることなく操作するための3Dジェスチャー用であるとクオ氏は予想しています。Amazonのオリジナル...| GIGAZINE

Amazon Phoneの姿は「次世代型のスマートデバイス」か

 開発中のスマートフォンはKindle同様、Androidベースとなる見込み。しかし例え、高性能かつ安価な製品をリリースしたとしても既に競争が激しく、ユーザーシェアの定着化が進んでいるスマートフォン市場でアップルやサムスン、そして台頭する中国メーカーに勝つ可能性は限りなく少ない。

そのなかで、eコマースの巨人・アマゾンがスマートフォン市場参入で見据えているもの。それはハードウェアからの利益では無く、ハードウェアを介したセカンドサービスにあると言えるのではないだろうか。
既に出回っているアマゾンの「Kindle」はAndroid OSで有りながら、独自のアプリケーションストアを提供する一方、Googleのプレイストアへのアクセス提供はおこなっていません。

その他にもアマゾンは強力なクラウドサービスを有しており、クラウドに特化した製品・モバイル決算を初期導入したスマートフォン端末をリリースしてもおかしくはない。
また、先ほど記載した引用文の中で、クオ氏は"搭載される4台のカメラは、スマートフォンのディスプレイを触れることなく操作するための3Dジェスチャー用"という予測を立てています。他にも、Amazon Phoneは網膜トラッキング技術が採用され、人の目の動きを感知することも可能。などと海外の情報サイトが報じている。

このような一連の機能をみるに、Amazon Phoneは近年、話題を呼ぶウェアラブル・コンピューターに近い機能を搭載する「次世代型のスマートフォン・デバイス」になると考えられます。

インフラ化、プラットフォーム化するAmazonサービス

 すでにアマゾンはタブレット端末・Kindleをリリースし、今後はテレビ向けデバイス「Fire TV」のリリースも控えています。数日前には、スマートフォンやタブレットPCと連動し、オフラインとオンラインショッピングを結びつける"eコマースデバイス"「Amazon Dash」を発表。
少し話がズレますが、検索大手Googleは、動画共有サービス「YouTube」はじめ、様々な分野に手を伸ばしつつも、「検索」という軸のサービスに全てを集結させ、インターネット上にプラットフォームを作りあげた。そして僅か10年で巨大企業へと登り詰めた経緯が存在する。

同様に、アマゾンも人々のリビングルームから手の内のスマートデバイス、そしてオフラインまで全てを介して、核となる"eコマース"に収束させようとしている。今後、それらは全てクラウドで保存・表有されるものとなり、オンライン決算が脇を固めるサービスの提供をプラットフォーム化し、おこなっていくと考えられます。
ジェフ・ベゾス氏は言う。「AWS(Amazon Web Service)を開始したときに圧倒的な低価格を目指した。なぜなら、iPhoneの二の舞になりたくなかった。iPhoneは利益を出すために高い値段をつけた。そして売れたから利益も出た。けれども同時に多くの競合も市場に引き連れてきた。そしていずれアップルは儲からなくなるだろう。私は違う。顧客の望む価値だけを追求し、そして最後に儲ける。それがアマゾンだ。」「価格は顧客に決めさせろ...|ダダステーション
Amazonは今後の人類におけるコネクティビティ拡大を見据えて、インターネットデバイスを駆使する。次世代のお買い物システム(eコマース)を軸にビジネスし、マーケットを独自で拡大、野望とも思えるようなインフラサービスを世界全体に構築していく。そんな推測をすることができるのではないだろうか。
このエントリーをはてなブックマークに追加

日々、国内外の最新情報をお届け中!フォローして更新情報を受け取ろう

[PR]ピックアップ・おすすめ情報

国内430万人超が使っている月額500円の見放題・動画配信サービス!9万以上のコンテンツをPC・タブレット・スマートフォンは勿論。Chromecast、Apple TVから楽しめる。
【dビデオ powered by BeeTV】
映画・ドラマ・アニメなどの動画が最新作から名作まで!電子書籍も読め、スマホで550ch以上の音楽放送も!PC・スマートフォン・タブレット・テレビに対応!
U-NEXT~日本最大級のビデオ・オンデマンド~