2014年4月5日土曜日

1人1つのブログの様に、1人1つのアプリを所有する時代が到来する予感

 数日前、米国のモバイルデータ解析企業・Flurryの調査レポートがウェブ上でニュースとなっていました。Flurryがおこなった調査の結果、スマートフォンユーザーのネイティブアプリの利用率は成長を続けており、それに伴いスマホユーザーのWebブラウザの利用率は減少傾向にある事が分かった。

Flurryは40万モバイルアプリ、世界各地のモバイル端末の約13億台分のデータを解析。アドプラットフォームを提供しており、その収集データをもとに調査したという。その結果、モバイル端末自体を利用する時間は増加傾向にあり、うち86%の割合がアプリを消費する時間を占め、Webブラウザを利用していた時間の割合は14%というデータとなった。この調査を終えて、Flurryのコメントは以下だ。
「このデータが明確に語っていることは、数年前には単なる流行と考えられていたアプリが、今やモバイルを完全に支配しているということだ。Webブラウザーはアプリの海で泳いでいるアプリの1つにすぎない」アプリ86%、Web14%~モバイル利用...|INTERNET Watch

アプリ9割・ウェブ1割。後退するモバイルによるWebブラウザ利用

 今回の結果で、2013年度の調査と比べるとアプリ利用時間の割合は80%から86%に増加する一方、Webブラウザの利用時間は20%から14%へと減少。今なお確実に、モバイル端末ユーザーのアプリケーション利用時間は増加し続けているという。

アプリ利用率の内訳はゲームアプリが32%。ソーシャルとメッセージ系アプリが28%となり、ゲームとコミュニケーションのためのアプリ利用が60%を占めている事が分かった。ソーシャルとメッセージアプリの内訳は、Facebookが17%、Twitterが1.5%とコミュニケーションプラットフォームでのFacebookの存在感は依然として大きい結果となった。
先に紹介したFlurryのコメントの様に、従来、スマートフォンの普及と共にモバイルアプリはトレンドの様に使用されていると捉えられていた。しかしここに来て、もはやモバイルデバイスでのウェブブラウザ使用の時代は終わりを迎えていると予測できる流れへと変わってきている。

近年では、様々な企業や事業者が分野関係なくモバイルアプリケーションのサービス提供をおこなっている。また、注目したいところにモバイルアプリ時代の到来と共に、プログラミングの技術をもたない個人が、モバイルアプリを容易に作成できる時代へと近づいている事が存在する。

ソーシャルが引き起こした個人の時代。注目したいアプリ作成サービス

 2013年辺りからノープログラミングでスマートフォンアプリが作成できるツールのサービス提供が増えてきている。海外での動きは勿論大きいのですが、国内でもこの様なツールを提供する企業が存在する。
国内に存在するものはいくつかあるのだが、個人的にお勧めしたいのは「Yappli」と「MONACA」。どちらも手を付けてみた経験があり、個人的に「Yappli」はとても簡単にオリジナルアプリを作成できる。簡単さではYappliに劣るが、MONACAなんかはカスタマイズ性に優れており、現在無料で手を付けることが可能。

YappliはiOS・Android別のプログラミング言語で作成されるネイティブアプリ。MONACAはHTML5ベースのハイブリットアプリ。ネイティブアプリの方がアプリ運用には適しているとされています。

Yappliに関しては、大手企業やブランド、アーティストの公式アプリをリリースしている実績がある。また、2014年2月24日、Yappliを運営するファストメディアはコミュニティ・SNS構築のツールを提供するリボルバーと提携を発表。今後はスマートフォンアプリでのプライベートなソーシャルネットワーク構築などを低価格で提供できる様になるという。
今回の提携を通じて両社は、企業が低価格でネイティブアプリを作成し、そのアプリを利用するユーザーのファンコミュニティやサポートサイトを簡単に作れるようにする。たとえば、電子書籍アプリをYappliで作成して、そのレビューサイトをRevolverで提供するといったイメージだ。リボルバーとファストメディアが提携...|CNET Japan

個人ブログ時代から、個人アプリ時代が到来する予感

 Yappliにはすごいところが多く存在する。なにより短期間・低価格でスマートフォンアプリを作成できるという点だ。料金は月額9,800円から。個人にはちょっと高いのかもしれないが、ノープログラマーがちょっとしたオリジナルアプリを作りたい場合、制作費・運用費を考えると格安だと言える。
プロブロガーのイケダハヤト氏の公式アプリ「イケハヤなう」なんかも、このYappliで製作されているのだとか。また起業家の堀江貴文氏も現在「ホリエモンドットコム」という個人メディアを立ち上げており、アプリユーザー向けには「堀江なう」というiOSアプリケーションを提供している。

今後、こういった個人メディアのアプリケーションが、現在のブログの様な立ち位置になっていくのではないだろうか。Flurryの調査結果を踏まえても、スマートデバイスでのWebブラウザ利用は減り、アプリ利用率は増加を続けている。ウェブサイトオーナーやブロガーなど、ウェブからのアクセス同様、今後はモバイルアプリを活用するユーザー層への対応も必要になっていくと予想することができます。

Yappliの利用料金は月9,800円から、年間約12万円程の出費となる。現在でも比較的低価格で提供されているが、この料金体系がもう少し値段を下げた時には、ブログやサイト運営の延長線的に「個人アプリ」を持つユーザーが増え行くとみえる。その動きは何ら、おかしくはない流れだと言えるのではないだろうか。
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