2014年3月31日月曜日

FacebookのOculus VR買収は仮想現実への第一歩になるか

 交流サイト世界大手のFacebook社は3月25日、仮想現実ヘッドフォン等の仮想現実技術の開発をおこなうOculus VRを最大23億ドルで買収した。

Oculusは、米国のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」で資金を募り、それをキッカケに世界各地から話題と注目を集めた。Oculusは仮想現実技術を用い、次世代のゲーム開発等をおこなっている。今までにゲーム開発者らからの賞賛も得ており、次世代の市場を切り開く等の期待も各方面から寄せられている。

Google化するFacebook

 Google化をささやかれていたFacebookだが、Oculus VR買収により、その声が更に高まるはずである。既に仮想現実世界のビジョンを描き出していると言われているGoogleのOculus VR買収を恐れ、今回、Facebookが先に買収したとの予測も多くなされています。
写真共有の「instagram」や買収失敗に終わった「Snapchat」等。他にも多くの企業やサービスをこれまでに買収しており、史上最大規模の金額でメッセンジャーアプリの「WhatsApp」を買収して以来の今回の買収は、FacebookのGoogle化は否めないものとなっている。

しかし、SnapchatやWhatsApp、Oculus VR買収に関して、Facebook社はしっかりとしたビジョンを持っているのも事実。若者離れが指摘されていたFacebookは、米国を中心にした10代層に絶大な人気があるSnapchatを傘下に入れたい思惑があった。そしてSNSからメッセンジャーアプリへとインターネットユーザーが移行した近年、メッセンジャーアプリ市場で10億人のユーザーを誇るWhatsAppを買収。

今回のOculus VR買収では、Facebookは仮想現実の分野にも足を踏み入れる事になる。なお、今回の買収に対してFacebook社最高経営責任者のマーク・ザッカーバーグ氏の発言は以下。
「誰かとのアイコンタクトを、一切の遅れを感じずに行えるといったちょっとしたことにより、実際に一緒にいるかのように感じられる」(Zuckerberg氏)|CNET Japan
この発言から考えるに、ソーシャル・ネットワーキング・サービスやメッセンジャーアプリが仮想現実と結びつき、スマートフォンの登場で確立されたモバイルネットの様に、「仮想現実」が次の新興分野になると予測できる。

 そしてもうひとつ、大きな期待が寄せられているのは、このOculus VRをはじめとした仮想現実技術、市場の加速化・コンパクト化だ。現在、Oculusが開発中の仮想ゲームのキットは3〜10万円程の値段で予約ができる仕組みになっており、実に高価なもの。既にライバルでもあるGoogleも同じビジョンを描き出し、Facebookもその足を踏み入れた仮想現実分野だが、今回の買収により、SF映画のような「仮想現実」という次世代の市場と社会が開く第一歩となったことは間違いないはずである。
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